
トランプ米大統領は5日、ペルシャ湾で足止めされている船舶のホルムズ海峡通過を支援する措置を短期間停止すると、自身のSNSで表明した。戦闘終結に向けてイランと最終的に合意できるかどうかを見極めるためだと説明した。この支援措置は現地時間4日に始めたばかりだったが、急遽方針転換した形だ。
停止の理由として、仲介国パキスタンからの要請があったほか、イランの代表との間で「完全かつ最終的な合意に向けて大きな進展があった」と主張した。しかし、具体的な内容には言及せず、詳細は不明のままだ。
米ニュースサイトのアクシオスは、米側が事前にイラン側に船舶通過支援措置を通知し、妨害しないよう警告していたと報じた。停戦崩壊を回避する狙いがあったが、イラン側はこれを無視し、船舶や米艦艇、アラブ首長国連邦(UAE)を攻撃した。
米側が激しく応戦しないとみて、イラン側が足元を見た可能性が指摘されている。
ルビオ米国務長官は5日に記者会見し、ペルシャ湾で立ち往生する船舶の船員少なくとも10人が死亡したと述べた。(共同)